「なに? オマエ、いいたいことでもあるのかしら?」
「い、いえ、奥様、なんでもありません」
庭木の手入れの仕方が悪いと拷問を受けている男は、女主人が学生時代の担任教師である。
彼は当時から、彼女に苦しめられていた。
彼が授業を行っている教室に、堂々と他校から男子生徒を連れ込んで、セックスをする(彼が勤務していた学校は女子だけのハイスクールであった)。
授業のやり方が気に入らないと、他の女子生徒が見ている前で、彼の胸ぐらをつかみ殴りつけ、土下座をさせて謝らせ、その頭を踏みにじる。
なぜ、彼女に逆らえなかったか。それは彼女の母親が学校の理事長であったからだ。
彼女が彼を標的にして以来、他の女子生徒もこぞって彼に虐待をくわえはじめた。
それはエキサイトして、ついに彼はクラスの半数を超える女子生徒にペニスバンドでアナルを犯されたのである。
結局彼は深い心の傷を負い、退職せざるを得ない状況に追い込まれた。
それから、新しい職探しを始めるも、世は空前の不況に陥り、彼には道路工事など過酷なアルバイトやスーパーのレジ打ちなど、時給の低い仕事しか見つからなかった。
最初の数年は、妻が共稼ぎをしてくれていたが、その彼女も体を壊してしまった。
そんな彼の元へ、元教え子から、「うちの使用人として働いてみない?」という誘いがきたのである。
彼に選択肢はなかった。
「マダム、どうか、私を使用人としてお使いください」
かつての教え子をマダムと呼ばなければならない屈辱……。
以来、地獄の日々が始まったのである。
一方、ハイスクール時代に芽生えた彼女の嗜虐趣味は、彼の心身をターゲットに大輪の花を咲かせていた。
革のブーツに、コルセット、レザーキャップ。地獄の調教人のようなコスチュームで、彼は日夜虐待され続けるのであった。