「口開けろ」ロングブーツを履いた女性が、男に命令する。その口の中には、外をさんざん歩いてきた土足ブーツのつま先がねじ込まれる。男を机の上に仰向けに寝かせ、最初は口元を踏みつける。男を見下ろす女性の眼差しには、軽蔑と残酷さが入り交じっている。鴨居を持って体を安定させると、開いた口の中にブーツのつま先を容赦なく突っ込む。そしてこじ開けるようにつま先を左右に揺らす。「ちゃんと咥えろ」ブーツはまるで女性にとってペニスのようなものだ。これは男に屈辱を与えるための武器である。下あごをしっかりと踏み込まれ、てこの原理で、上あごが押し上げられる。痛みとともに顎が外れる恐怖が男を襲う。ブーツに着いた泥や汚れが、喉奥深くに入り込んでいったのか、男は激しく咳き込む。「ちゃんと咥えろっていってんだよ」女性はいらつき、さらにつま先を男の口深くに押し込む。男の口の中がブーツでいっぱいになる。革の味が屈辱と共に広がっているだろう。ショートヘアの女性は、スリムな肢体を持った美人である。ロングブーツがよく似合っている。運動神経が優れた女性は、姿勢がよく、骨格がしっかりとしていて、脚もしっかり締まっている。だから、ブーツがピッタリとフィットするのだろう。女性は、男の口の中からブーツのつま先を外そうとしない。絶対に許されないことをこの男はしてしまったのだろう。頭の中は後悔でいっぱいだ。カカッ、コーッ、カ、ハハアーッ・・・・・・とんでもない異物を挿入されて、口の中には唾液があふれている。男は声にならない声を上げる。女性はブーツのつま先を激しく動かし、男の苦しみを楽しんでいる。ハア、ハアアアン・・・・・・。男はあまりの情けなさに泣き声を上げる。「あああ、ひどい・・・・・・」女性は、「フン」と鼻で笑い、さらにつま先をねじ込もうとする。「フフン」。カーッ、ハハーン。男は抵抗の術がない。「情けねえな、オマエ」女性はついに笑い声を上げる。「ちゃんと咥えろって」おそらく日常的にこのようないじめを受けているのだろう。男の顔には、絆創膏がいくつも貼られている。「わかってんのか自分がしたことを」「反省しています」口の中にブーツを突っ込まれているので、なんといっているのかはっきりしない。「ちゃんといえよ」女性の不条理で冷酷な命令が続く。「反省しています、どうか許してください」「ちゃんといえ、こら」ブーツのつま先が口の中で回転する。「ああああ、どうか、ゆるひてうらはい」女性が静かな笑みを浮かべて思いっきりつま先を突っ込むと、肉が裂ける鈍い音がした・・・・・・。