「なんでもすんだよな、オマエな」。二十代半ばの長身女性はそう言いながらソファを立ち、革のショートパンツを下ろして脱ぎ捨てる。やや赤みがかったストレートの髪は、バストを覆うくらいの長さと量だ。雑踏を歩いていたら、誰もが振り返るほどの美貌である。しかしその胸の中には悪魔が住み着いていた。「もう殴られたくないんだろ」。モデルのような容姿のその女性は、さらにショーツを下ろす。それをブーツの脚を通して、脇に放り投げる。「私のケツの穴舐めろよ」。とまどう男。「キンタマつぶされたいかオマエ?」。「や、やります、やらせさてください」。さんざん殴られ蹴られ、怯える男の少ない髪の毛を鷲づかみにし、顔につばを吐きかける。「あ、ああ、許してください」。「ほら、やれよ」。女性は男を強く押し倒す。そして男の顔を跨ぐ。「さっきトイレ行って汚れてんだよな」。思わず顔を背ける男。「おら、やれえ」。恫喝するように声を荒げる女性。「ウンコ舐めとれよ」。男の顔面に荒々しく腰を沈め、左右に強く揺らす。「ラストチャンスだぞオマエ。できなかったらキンタマつぶして殺すからな」。「ひ、ひぃ、許してください」。男は息が苦しそうにあえいでいる。「おら、ベロ出すんだろ」。「う、うぐ、ああああ」。「ケツの穴ちゃんと舐めろよ!」。男はあまりの臭いに思わず履きそうになる。「おええええ」。女性の腰が上下に小刻みに揺さぶられる。アナルに詰まっていた汚れが、女性の汗や体液と一緒に男の口の中に流れ込んでくる。「うええええ、ひーっ」。男は地獄の苦しみを味わい続ける。「キンタマつぶそうか?」。女性は、苦しみもだえる男にさらなる辛苦を与えるべく、握力の強い右手で男の玉袋をぐっとつかみ上げる。「ぎゃあああああ」。断末魔の叫び声を上げる男。「何でもしますっていったのはテメエだろ?」。「は、はい、お許しを」。「じゃあ、舌伸ばせよ」。男は、女性のアナルの周りにこびりついた便を、自分の舌で溶かすように舐め、それを口の中に飲み込んでいった。激臭が口の中に充満する。「う、ぐぐぐぐぐ」。しかし、ここで吐いたり止めたりすると、女性の暴力がエスカレートすることは間違いない。男は人間ウォシュレットになることを覚悟したのであった。