S女小説「家族の果て ― 優しかった妻と娘 ―」を電子書籍として出版しました。
内容紹介
――妻と娘に支配される。それが、家族に残された唯一の道だった。
「女性上位法」が施行された社会。
それは、男と女の立場を大きく変えようとしていた。
下田修は、妻の貴子、大学生の娘・由紀と、ごく普通の家庭を築いていた。
しかしある日、一家は「女性上位法違反」の容疑で拘束され、思想矯正施設へと送られる。
そこで家族を待っていたのは、これまでの常識が通用しない「矯正」だった。
夫を守るため、妻は夫の「所有者」となる。
父を救うため、娘もまた新しい男女のあり方を学ばされていく。
命令する女と、従う男。
管理する者と、管理される者。
家族だった三人の関係は、施設での生活を通して少しずつ形を変えていく。
そして貴子と由紀の手には、男を矯正するための鞭が握られる。
それは夫を、父を守るためなのか。
それとも彼女たち自身が、この新しい社会に適応し始めた証なのか。
女性が男を支配することを「正しい」とする社会で、家族は家族のままでいられるのか。
男女の逆転した近未来を舞台に、支配と服従、思想と家族愛の変質を描く女性上位ディストピア小説。
プロローグ
第一章 囚われたあの日
第二章 引き裂く高い壁
第三章 変えていく教育
第四章 立場が覆った日
第五章 絆が切れるとき
第六章 支配に目覚める
エピローグ
